【第377号】都市対抗応援を通して

こんにちは。副将の細野です。
先日7月24日に東京ドームにて第95回都市対抗野球1回戦三菱重工East対伏木海陸運送の応援のお手伝いをして参りました。我々は伏木海陸運送側で参加し、チームが勝てるよう全力で応援して参りました。私自身、都市対抗野球の応援・観戦をするのは人生で初めてでどのようなものになるのかと思っていたのですが、実際球場に行ってみると、まず見たこともないような大勢の観客に圧倒されました。試合が始まってからも凄まじい掛け声や拍手の嵐、更には素晴らしい吹奏楽の演奏で応援席が一体となっており、自分たちが壇上にあがりリーダーを振った時も皆さんが手拍子をして下さっているのが分かりました。皆を巻き込むことができるような応援をする、という点で様々な事を経験できたと思います。
結果は0対2で敗北してしまいましたが、選手の皆さんが最後まで奮闘し続けた素晴らしい試合を応援することができたと思います。この学びを活かして、残り少ない応援団生活をより良いものにしていきたいです。

 

【第376号】総仕上げで感じたこと

こんにちは、高校2年指導部員の村上です。
7月20日に我々は総仕上げを行いました。総仕上げとは、学期末や合宿などの際に行われる、実際のリーダー演技披露を想定したリーダー技術の試験のようなものです。部員一人一人で試験を受けていく形なので、それなりに長い時間かかります。
そこで私がまだまだだと感じたのは、前に立って試験を受けるリーダー技術のことだけでなく、他の部員たちが試験を受ける間のウケとしてのことです。
メドレーや音頭など長時間の演技でも拍手の形を崩さず、あるいは腰を低く保ち、なおかつ大きな声も出し続けるという基本的なことが不十分であったと思います。幹部の方々、特にリーダー部長の方からは終始大きな声が聞こえており、私の前にいた統制長も、拍手の形が最後の方まで乱れることはなく、自分もなんとか声を出そう、肘を高く保とうという気合が入りました。しかし気合だけではなく、声も形も維持できるだけの体力、筋持久力も鍛える必要があると痛感しました。
この夏はランニングや、パワーでなく筋持久力向上を目指した筋トレを頑張ろうと思います。

【第375号】集大成

こんにちは。総務部長の山本です。

先週、都営駒沢球場にて本校野球部の第106回全国高等学校野球選手権大会東東京大会の初戦が行われました。幹部は、野球部最後の夏の大会を最後まで応援してから交代することが慣例となっております。それ故に、我々第七代の集大成として、様々なアイデアを練っておりました。吹奏楽が禁止されている駒沢球場で如何に観客の皆様方を盛り上げる事ができるか、どうすれば野球部員の方々の力になるような声援を届けられるのか考えた結果、声で吹奏楽を補うという新たな試みをすることになりました。他にも、前年度まで主に手書きだった選手名などを載せたボードを、視認性向上のために印刷した物に変更したり、観客の方々へ次はどういった応援をするのか大声で伝える係を置いたりし、より観客の方々へ発声や手拍子をしていただき易い形に変更いたしました。

当日、緊張している同輩の野球部員を見て、声援で緊張をほぐしたいと全力で思いました。しかし迎えた初回、司令からリーダー発動まで間が空いてしまい機を逃すなど、新たな係を置いた事、各係とリーダーとの連携手順を複雑にした事の弊害が如実に現れてしまいました。前者は自分でやって手本を見せる、後者は手順を簡略化することで対応し、回を経るごとに改善させていきましたが、準備不足を痛感いたしました。裏の守備で3点を取られ、何とか流れを変えたいと考えておりました。5回表、考案した新たな試みのリーダーを始めると、スタンドが盛り上がり本校が得点いたしまして、アイデアが形になり流れを作った事がとても誇らしかったです。6回に1点を追加して2-4とし、このまま一気に逆転と行きたいと思って応援しておりましたが一歩及ばず、7回裏に豊南高校の猛攻を受け、2-9でコールドとなってしまいました。

結果は、点差の離れた試合となりましたが、応援をしていてとても僅差に感じる緊迫した試合でした。我々の力不足で野球部を勝利に導く事ができず、大変申し訳なく、ただただ悔しいです。世間では部活から受験への切り替えが大事だと言われますが、受験に向けて切り替えるという事は私には難しいですので、この悔しさを胸に幹部交代まで、そして来たる大学受験まで精進して参りたいと決意いたします。