押忍、リーダー部長の中村です。
6月21日・22日に、第14回高等学校応援団フェスティバルが開催されました。全国から計11校の高校応援団が一堂に介し、それぞれの応援を届けました。2日目の会場であるグランシップ大ホールは、今まで経験したことのないほど大きな舞台でした。
舞台演出の責任者である身として、今回の舞台に向けて、昨年8月の幹部就任直後から考えを巡らせてきました。自分にとって、静岡は憧れの大舞台でした。また、2週間前から朝練を行うなど、部員の技術向上に徹底的に努めてまいりました。今年度、本団には多くの部員が新しく入部してくれましたが、その反面、動きの統一が難しくなり、課題を感じていました。そのため、1週間前からは、動きを揃える練習を重点的に行いました。
当日は、数多くの方にご来場いただき、会場の規模も相まって、演技披露には最高の舞台が整っていました。本番直前はさすがに緊張を隠し切れませんでしたが、出番が来てからは時間があっという間に流れていきました。この演技披露に向けて部員全員で準備してきた内容を全力で出し切ることができました。憧れの大舞台で味わったこの高揚感は忘れることはできません。
また、最後には参加校合同でのフィナーレがありました。グランシップ大ホールの盛り上がりは最高潮に達し、会場一丸となって応援を楽しみました。
この舞台は、自分たちの集大成を見せる場としてだけでなく、他校の応援団を知る機会でもありました。形は違えど、我々にはない他校の良さを体感することができました。高校応援団の魅力を伝えるにはこれ以上ない舞台であったと感じています。
今回の応援団フェスティバルを終えて、達成感と少し寂しい気持ちが残っています。これからの日々は引退へ向けてのラストスパートになります。一つ一つの練習を大切にし、次に待つ野球応援に向けて過ごしていきます。