【第376号】総仕上げで感じたこと

こんにちは、高校2年指導部員の村上です。
7月20日に我々は総仕上げを行いました。総仕上げとは、学期末や合宿などの際に行われる、実際のリーダー演技披露を想定したリーダー技術の試験のようなものです。部員一人一人で試験を受けていく形なので、それなりに長い時間かかります。
そこで私がまだまだだと感じたのは、前に立って試験を受けるリーダー技術のことだけでなく、他の部員たちが試験を受ける間のウケとしてのことです。
メドレーや音頭など長時間の演技でも拍手の形を崩さず、あるいは腰を低く保ち、なおかつ大きな声も出し続けるという基本的なことが不十分であったと思います。幹部の方々、特にリーダー部長の方からは終始大きな声が聞こえており、私の前にいた統制長も、拍手の形が最後の方まで乱れることはなく、自分もなんとか声を出そう、肘を高く保とうという気合が入りました。しかし気合だけではなく、声も形も維持できるだけの体力、筋持久力も鍛える必要があると痛感しました。
この夏はランニングや、パワーでなく筋持久力向上を目指した筋トレを頑張ろうと思います。

【第375号】集大成

こんにちは。総務部長の山本です。

先週、都営駒沢球場にて本校野球部の第106回全国高等学校野球選手権大会東東京大会の初戦が行われました。幹部は、野球部最後の夏の大会を最後まで応援してから交代することが慣例となっております。それ故に、我々第七代の集大成として、様々なアイデアを練っておりました。吹奏楽が禁止されている駒沢球場で如何に観客の皆様方を盛り上げる事ができるか、どうすれば野球部員の方々の力になるような声援を届けられるのか考えた結果、声で吹奏楽を補うという新たな試みをすることになりました。他にも、前年度まで主に手書きだった選手名などを載せたボードを、視認性向上のために印刷した物に変更したり、観客の方々へ次はどういった応援をするのか大声で伝える係を置いたりし、より観客の方々へ発声や手拍子をしていただき易い形に変更いたしました。

当日、緊張している同輩の野球部員を見て、声援で緊張をほぐしたいと全力で思いました。しかし迎えた初回、司令からリーダー発動まで間が空いてしまい機を逃すなど、新たな係を置いた事、各係とリーダーとの連携手順を複雑にした事の弊害が如実に現れてしまいました。前者は自分でやって手本を見せる、後者は手順を簡略化することで対応し、回を経るごとに改善させていきましたが、準備不足を痛感いたしました。裏の守備で3点を取られ、何とか流れを変えたいと考えておりました。5回表、考案した新たな試みのリーダーを始めると、スタンドが盛り上がり本校が得点いたしまして、アイデアが形になり流れを作った事がとても誇らしかったです。6回に1点を追加して2-4とし、このまま一気に逆転と行きたいと思って応援しておりましたが一歩及ばず、7回裏に豊南高校の猛攻を受け、2-9でコールドとなってしまいました。

結果は、点差の離れた試合となりましたが、応援をしていてとても僅差に感じる緊迫した試合でした。我々の力不足で野球部を勝利に導く事ができず、大変申し訳なく、ただただ悔しいです。世間では部活から受験への切り替えが大事だと言われますが、受験に向けて切り替えるという事は私には難しいですので、この悔しさを胸に幹部交代まで、そして来たる大学受験まで精進して参りたいと決意いたします。

【第374号】新たな代への一歩

こんにちは、準幹部の菅野です。

6月22日(土)に、アリア碑文谷という老人ホームにてリーダー演技披露を行いました。今回は幹部の方々が参加できず、私達高校2年生が主導となり応援をさせて頂きましたが、練習通りにいかないことや拙い点も多く、改めて先輩方の凄みや偉大さを痛感しました。

今回の演技披露では前回同様新入生を紹介し、5日に行われた体育祭について聞く場面がありました。私及び、同じ準幹部の松本の質問にはきはきと答えてくれただけでなく、体育祭に関して「やりがいがあった」とも言ってくれ、嬉しく思います。

演技披露後、観てくださった方と交流させて頂く機会がありましたが、多くの方々からお褒めの言葉や温かい言葉を頂戴し、改めてやった甲斐があったなと感じました。

8月には第七代からの幹部交代を予定しています。我々の代になった時に後輩達を引っ張っていけるよう、幹部交代まで学べるものは全て吸収し、万全の状態で先輩方を送り出したいです。

【第373号】受験生、頑張れ!

こんにちは。主将の梨木です。

先日、我々は足立学園中学校・高等学校で開催されました東京私立男子中学校フェスタにて、リーダー演技披露を行いました。当日は多くの受験生、そして保護者の皆様に我々の演技をご覧頂き、我々の応援を多くの皆様に届けることが出来たと実感しております。

5年程前の話にはなりますが、私が本郷中学校に入学を決めた時、本郷学園応援団(当時は本郷学園応援委員会)の存在を知り、先輩方の素晴らしい演技披露などの様子を拝見して応援団に入ろうと決めたことは今でも覚えています。当時憧れて、元気づけられ、勇気を貰った応援団に今自分が所属し、今度は受験生の皆様に元気や勇気を届ける存在となったことは、小学生の私は想像もつかなかったでしょう。

現在、受験生として日々奮闘している全ての皆様が、第1志望校に合格し、自らの夢を掴む第1歩を踏み出す事が出来ることを、かつて皆様と同じ受験生であった我々は心から応援しております。もしご縁があり、来年度本郷中学校でお会いすることがございましたら、是非本団で人々の心を動かし、勇気を届ける応援を我々と一緒にお届けしましょう。

部員一同心よりお待ちしております。

【第372号】最後の体育祭

こんにちは。副将の細野です。

先日6月5日に体育祭が行われました。高校3年生となり最後となった体育祭、その中で私は赤組の団長を務めました。赤組は応援合戦1位から3年、総合優勝からはなんと7年も遠のいており、本年度こそは自分たちの手で勝利できるよう団員と活動や練習を続けて参りました。

当日、まずは競技応援から始まりました。中学2・3年生が主体となって盛り上がってくれたお陰で他のどの組団にも負けないエールを送れたと思います。そして迎えた応援合戦、赤組は本郷マーチを披露し、自分はその全てのパートでリーダーを務めました。演技に置いて終始前に立っているということは経験したことがなくこの上ない緊張感に襲われましたが、「これが最後だ、思いっきりやろう。」と考えた結果、至上最高のリーダーをふれたと思います。演技終了後、最高だった、高3としての集大成を見た、と声をかけられた際は胸に込み上げてくるものがありました。

最終的な成績としては、応援合戦は3位、中学の部・高校の部どちらでも総合は2位と悔しい結果に終わりました。しかしながら、全ての点を足す総合成績では1位と、最後の最後で優勝を果たすことができました。団員たちも皆嬉しそうな顔をしてくれ、やった甲斐があったと思えました。

このように、今回の体育祭は非常に良い形で終えることができました。しかしながら、至らなかった点もまだまだあります。今後も精進を続けていき、応援団の活動をより良いものにしていきます。そして、我々第七代の引退も残り2ヶ月に迫って参りました。後悔のないよう、全力で応援に向き合っていきたいです。

【第371号】体育祭まであと2日

こんにちは。高校2年準幹部の松本です。
体育祭まであと2日となりました。白組に属する今年は、総務部長の指揮の元、統制として後輩に演舞を教えてきました。演舞は、各組団が行う演技の中でも難しいと云われ、その習得にはかなりの時間を要します。しかし、白組応援団に入った後輩たちは精力的に練習を続け、そして今その成果を披露せんと意気込んでおります。
私自身は鼓手として、応援合戦を通して太鼓を担当します。未だ慣れないポジションではありますが、各組の演技を支える土台となれるよう、精進あるのみではないでしょうか。目前に迫る本番を前に、最後までできることをやろうと思います。
青組が思い上がっている隙に、優勝はこの白組がいただきます。陣中見舞いという序章を超えて、高く飛び上がる白組をご覧あれ。

【第370号】陣中見舞いを終えて

こんにちは、準幹部の柳川です。
6月1日に体育祭応援合戦前哨戦「陣中見舞い」を行いました。僕が副団長を務める青組は、圧倒的な注目のセンスと団結力で当然のごとく優勝いたしました。もはや体育祭の結果は見えています。白組、赤組の皆さんは青組のより華やかな優勝のため、お力添えをよろしくお願い致します。
さて、僕個人は、観客動員責任者としてこの陣中見舞いを取り仕切る立場でした。がしかし、準備不足から幹部の先輩方に迷惑をお掛けしてしまった部分もあり、自分に100点は出せなかったなと思います。体育祭まで既に時間がないこともあり、全力で準備をすることが、後で運営においてより多くの人の負担を減らします。まだまだ体育祭について不安なことも多いので、1つでも多くその不安を安心材料に代えていけるように全力を尽くします。

【第369号】双方向の応援

こんにちは。高校2年準幹部の松本です。5月18日(土)にアリア碑文谷にてリーダー演技披露を行いました。毎度お馴染みの方から今回初めて観てくださる方まで様々でしたが、その多くの方々から温かいお言葉を頂戴し、一方的に応援するだけではなく我々の励みにもなっております。
応援活動というものは演技だけではなく、臨機応変に対応する能力や話力も必要とされます。今回司会の菅野と共に新入生を紹介した場面があったのですが、緊張と焦りが滲み出る私と異なり場馴れした彼の話から、演技とは違った発見がありました。アリア碑文谷の方々からの「応援」に励まされながら、新しい学びを得た日でした。

【第368号】部活動紹介から1か月

押忍!高校2年準幹部の中村槇です。ちょうど1か月ほど前、部活動紹介と「体育祭応援団の活動開始」という徒然を書きました。
あれから1か月が経ちました。私個人のことを言いますと、過去で最も忙しい4月になったと思います。4月、本校に300名近くの中学1年生が入学しました。本校では、4月の間、中学1年生の仮入部期間が設けられています。本団は、現在中学生の数が少なく、少数精鋭の状況にあります。そこで私達は、1人でも多くの新入生に応援団の魅力を感じてもらおうと、さまざまな形で勧誘を行いました。私は新人監督責任者という立場もあってか、昼休みや放課後にも勧誘方法を模索しては実施しました。団員たちは、私が考案、指示した内容以外にもさまざまな形で勧誘をしてくれました。
結果として、2名の中学1年生が入部をしてくれました。きっかけは、入学式や始業式で大きな声でエールを送った応援団を見て、魅力を感じてくれたということです。入ってくれた2人を引っ張っていきたいと思っています。
話は変わりますが、体育祭本番まで残り1か月を切っています。各組異なる演技を披露する予定で、それぞれの練習に励んでいます。私が副団長を務める白組は“本郷演舞”を披露します。指導部員が組団員を指導し、良い雰囲気で練習ができています。1か月後の本番の興奮を思い、完成度の高い応援を目指します。

(写真は部活動紹介のものです)

【第366号】サッカー応援を通して感じたこと

こんにちは。副将の細野です。先日、4月20日に「2024年度 関東高校サッカー大会 東京都予選」に出場したサッカー部の競技応援を行って参りました。この試合に勝てばベスト8という事でその躍進を願い全力を出してきました。
今回の応援では我々が主導となりエールやコールを絶えず行っておりましたが、途中、サッカー部や有志の本郷生と連携をとり新しいコールを取り入れました。皆で声を出すその応援の威力は絶大で本郷チームにチャンスをもたらしました。勿論、我々応援団が所有するエールを使うことも大切です。しかしながら、一緒に参加してくれる人の声を聞き、その案を取り入れていくことも現代の応援団には求められているのではないかと感じた1日でした。最初に披露し、やり方を伝授してくれた有志の本郷生、サッカー部の皆さんには感謝してもし尽くせません。

結果は惜しくも敗れてしまいましたが、素晴らしい試合を見せてくれた選手の皆さんの為にも、今後ますます我々も技術を磨いていかなければなりません。次に応援する時は勝利を手助けできるよう、精進して参ります。